多分全国的にそうだと思いますが、春の時期は法要シーズンです。
昨年よりコロナも5類に移行され、少し形は変わりましたが法要もコロナ前の様に戻ってまいりました。
ひとつひとつ法要を熟すと、結構大変なものだと痛感いたしました。
法要では護摩導師や讃頭や経頭などをさせていただきました。
そんな法要などしていると、私たちの生活の中には仏教用語が入り込んでいるものだと感じます。
このホームページを見られている方なら「護摩」といったらどんなものかご存じだと思います。
「護摩」とは元々はサンスクリット語の「コーマ(燃やす)」と言う言葉が変化して「ゴマ」になりました。
他には御主人をさす言葉で「旦那」は同じくサンスクリット語の布施をする人の「ターナ」から来ています。
「摩訶般若心経」の「摩訶」は大きいを表す「マーハ」や「塔婆」は仏塔を表す「ストゥーパ」や「お盆」の「盂蘭盆」のウラバンナからきています。
因みにウラバンナとは逆さ吊りと言う意味です。
地獄で逆さ吊りになっている人々を供養して助けてあげようというところからきています。
古来からご先祖様は仏の教えを生活に取り入れ、智慧を使って生活してこられました。
その教えはこれからも伝承していかなければなりません。
智慧を使って「知恵」は「パンニャ」といい「般若」とかきます。
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