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一言法話:第三十六話

執筆者の写真: 密寺 満願密寺 満願

皆様におかれましては良いお年をお迎えされたのだと存じます。

令和七年は乙巳(きのと み)年です。

本年はどんな一年になるのでしょうか?

年々一年が早く過ぎていく感じをうけます。

なにか行事の準備していると「この準備してたのは、そんな前では無い様な感じするけどもう一年経ってしまったのか?」と何度も感じます。

これは人は生きて色々な事を経験して生きていますが同じことや新しい経験を日々しないとその事に慣れてしまい時間が早く過ぎる様に感じる様になっているそうです。

人として平等な1日でも小学生の一日と隠居された方の一日の長さの感じ方は同じではないはずです。

刺激のない一日が悪い訳ではないのです。

教えによると外脱して涅槃にいくと、そこは穏やかな気候で花が咲きのんびりと気持ちで快く過ごせるので、私達がいるこの世より時間が早く過ぎるそうです。

肉体も無いので老化も無いで四苦八苦することも無いです。

まさに理想です。

生きる事は修行ですので辛いことは沢山あります。

まだまだコロナも騒いでないだけで無くなった訳ではなく発病されて死に至る方もいらっしゃるのです。

私もあと何年生きる修行するかわかりませんが、理想郷(涅槃)目指して皆様と共に頑張ります。




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