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一言法話:第三十四話

執筆者の写真: 密寺 満願密寺 満願

やっと?ようやく?

十月も後半になって本堂の扇風機を片付けました。

最近は春秋が短くなってしまい秋が好きな私としては寂しくて心にも秋風が吹いています。

今年もさんざん猛暑だったとか、この何年で一番暑い夏だったとか、頻繁に聞きましたが私的にはもうこの何年何十年も酷暑です。

ですが、日中は半袖でも大丈夫といってもちゃんと日の入りは早くなってきていて、キチンと時は流れているのだとも感じます。

扇風機をしまい、本堂の空気の入れ替えの為硝子戸を開け縁に座って秋晴れだなぁと思っていたら、ふっと「私は宗教を信仰しない。神仏は居ないと考えている」という考えを持つ方のことが頭をよぎり、何十年前に「住職している人って護られてるな」と感じる事多々ありました。

勿論住職だって人なので私を含め良いトコあれば悪いトコありますし不幸もある。

しかし、それは人としてのさだめであり、それが人なんです。

じゃ信仰心の違いは何なのかと言えばそれはその人の心に「神仏が心に宿るか」の違いだと思いました。

宿れば護られるし納得出来ると縁に座り本尊さんの視線を背中に受けた秋の日でした。




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