ひとこと御挨拶をさせていただきます。
令和五年七月十一日に當山第三十四世住職尊光和尚が遷化いたしました。
そして八月二十八日に無事満中忌を迎えました。
少し時間が経ち思い出すことや、記憶が曖昧になっている事あります。
無事送れたことに安堵でいっぱいです。
先代が高齢になるにつれ、いずれ来る葬儀の事などに心痛しておりました。
生前寺族である母が「なる様になる」と言っておりましたが、本当になるようになりました。
葬儀の謝辞でも申しましたが、先代は私に多くの仏の教えを伝えてはくれませんでしたが、幼少の頃私が「人は死ぬとどうなるの?」と聞くと先代は「生きている良い事してると、また人になれる。だが、悪い事をしていると蚊になって叩きつぶされる」と教えてくれました。
今思うと仏教の本質と核心をついている言葉です。
またこれから、私が教えてもらった事を呟いていきたい所存です。
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