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一言法話:第十五話

  • 執筆者の写真: 密寺 満願
    密寺 満願
  • 2023年3月3日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年9月26日


例えば、31日まである月のどれかを30日にして、そんな月を二つ作れば平均的なのに(てんびん座的考え?)と考えていました。

これは、以前の西洋の太陽暦で一年の最後の日(現在の大晦日)が2月28日だったから。だそうです。

時の流れは誰にでも平等なのに、一年の暦は色々ありますよね。

新年度は四月からだし、昔は節分後の立春から新年としていました。

クリスマスでも当日の25日よりイブの24日の方が盛り上がります。

変な感じもしますが、昔の一日の始まりは前日の夕暮れからが始まりなので、そう考えるとイブの夜に盛り上がるのは正解ですね。だからイブニングなのですね。

三月といえば年度末、卒業シーズンそして我々真言宗では宗祖弘法大師空海さまの正御影供の3月21日(ご入定された日)がある月です。

令和五年は弘法大師空海さまが生誕されて一千二百五十年の記念の年になります。

春といえば梅が咲き桜を待ち花香る季節と共に別れの季節でもあります。

御大師様の性霊集に「身は花とともに落ちれども、心は香りと共に飛ぶ」と有ります。

人は亡くなって身は朽ち果ててしまうが、その心はかぐわしき香りとなり広大に広がっていく。

咲いた花が散るように人の肉体は滅んでしまうが、花が散っても香りがするように、生き様や心意気や正しい教えは人の心の中に生き続ける。と言う意味です。

人には智慧と言葉が有ります。

大切な教えは引き続けていかなければなりません。


 
 
 

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