一言法話:第五十七話
18 時間前
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先日、特段見たいテレビ番組があるわけではありませんが、テレビをつけていました。
ちょうどその時、ある作家さんがトーク番組に出演しておられました。
なんとなく耳に入ってくる会話が私の頭を刺激しました。
今年もそうでしたが近年夏が猛暑酷暑で本当に盆行が厳しくなります。
私は仕事が立て込むと必ずミスをします。
それがいつも必ず頭の片隅にあるので、当たり前ですがミスをしない様にと思考します。
それなのにミスを繰り返してしまう。
それを誰かに話すと「当たり前ですよ」とか「皆同じです」
と言われます。
話が戻りますが頭が刺激されたトークは、我々の世代は「失敗談」と言いますが、現代語では「黒歴史」と言うみたいです。
その作家さんは「黒歴史は書く事でリセットされる」と言われておりました。
その時私もそういえば確かにそうだなと思いました。
自分が独り語りする新聞やホームページのひとこと法話に失敗談を綴れば忘れはしませんが気持ちが軽くなります。
人は捨てていくモノと残していくモノがあります。
残すモノは身について捨てるモノは生きて行く上に必要な事です。
ただ残念なのは忘れてはいけないモノまで忘れてしまう事です。
生きる為には矛盾と上手く付き合わなければなりません。
最近の事はよく忘れてしまいますが昔の事はよく覚えているものです。
それは仕草やアイデンティティだったりします。
珠に檀家さん宅へお邪魔した時お年寄りにお会いして「お元気ですか?」と聞くと返事がままならなくても合掌はされます。
修行の初めに聞く「合掌にはじまり合掌でおわる」まさにこれです。
合掌。




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