一言法話:第四十四話
- 密寺 満願
- 3 日前
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酷暑だった盆の棚経シーズン。
まだまだ高温傾向は続く見込みだと天気予報で言っていました。
誰もが年齢を重ねるように、私も例外なく年を重ね、若かりし頃のように棚経を短期集中型では出来なくなり最近の棚経は約一ケ月をかけています。
これも毎年の事ですが今年は何もエピソードが無かったという年はなく、必ず何らかのエピソードがあります。
今年はやはり期間中に葬儀が出来たことです。
どういう風に時間のやりくりしよう?と悩んだことが出来事としては大きかったです。
あとは「私もそろそろいい歳なので、自分の戒名を考えてみました。ご指導お願いします」とかございました。
また最近「コロナ」を聞くことが増えてきている感じがします。
いまだにコロナは私たちの生活に影響を与え続けています。
コロナ過から「うちは盆の棚経は結構です」というのが明らかに増えています。
コロナ過を過ぎた今でも「何かお願いしたいことがあればこちらから連絡します。」という具合に時代を左右する出来事でしたね。
また本年は私が以前お世話になったとこの先代のご内室がご逝去されたのですが法務でご法号をあげに行けなかったことは遺憾でございました。
沢山の学びを与え頂きました。
改めてお悔やみ申し上げます。
送り盆の日にお勤めをしていたら窓から天然の心地よい風が吹き抜けて「これが地獄で吹く風」かぁと思いました。
因みに地獄で吹く風とは肉体的にも精神的にも苦を受けて意識が無くなっていたら心地よい風が吹き意識もどり苦痛を受けるというのが永遠に繰り返すと言われております。
恐ろしい話です。

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